あけましておめでとうございます。いよいよ新NISA元年となり投資熱もにわかに盛り上がってくるのではないでしょうか。2024年も株主優待も配当金も！ひと粒で2度おいしい銘柄を中心に紹介をしていきたいと思います。
NISAの非課税投資枠も広がり、投資期間の制限もなくなったことから高配当で株主優待もある株はNISAとの相性も良いとされています。私自身も新NISAを活用して将来の不安の解消につなげたいと思っています。よかったら参考にしてみてください。
クロスプラス（3320）
クロスプラスはイオン、イトーヨーカ堂、しまむらなどのGMSや専門店が主要取引先の婦人服の製造卸企業。直近はECなどの販路拡大を進めています。
【株主優待内容】
Q．株主優待は誰がもらえるの？
A． 1月月末日の株主名簿に記載または記録された100株（1単元）以上を保有の株主が対象となります。
Q．株主優待内容は？
A．オンラインストアクーポン券、抽選で30万円の旅行券（条件あり）が贈呈されます
2年以上継続保有の場合は上記に加え、2,000円増額となります。
公式サイト：クロスプラスオンラインストア
数ある株主優待実施企業の中でもめずらしい抽選型の優待もあるので、毎年の結果発表が楽しみなりますね。オンラインストアで利用する場合、株主優待で贈呈されるクーポンの利用時の送料が無料になるのは嬉しいポイントの一つです。
詳細は公式サイトでご確認ください。
ミサワ（3169）
ミサワは「unico」ブランド店で家具・インテリア・雑貨などを販売。精密機械メーカーとして創業。88年に輸入雑貨の卸・小売業に参入し、独自の商品開発が特長です。
【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの？
A. 1月末日現在の株主名簿に記載または記録された300株（3単元）以上を保有の株主および、100株(1単元)以上を3年以上保有されている株主が対象となります。
Q．株主優待内容は？
A．unico オリジナルグッズ（5,000 円相当）が贈呈されます。
【2024年1月期の株主優待制度の優待内容】
・株主様限定タオルセット（5,000円相当）
・株主様限定バブーシュ 2足セット
・Unico5,000円優待券
※全国のunico、unicoloom、オンラインショップで利用可能
2023年12月15日に発表された内容ですが、今までなかった5,000円分優待券が今回から選択できるようになりました。個人的にはこの拡充は嬉し過ぎます！
Unicoの公式サイト：unicoオンラインショップ
筆者ペリカンが選択した2023年1月期の株主優待
画像：2023年度の株主優待品（筆者撮影）
2023年は九谷焼 豆皿を選択しましたが、2022年度はunico オリジナルスリッパと毎年、株主優待内容が変わるのも楽しみの一つです。また、3年継続保有することで同じ内容の株主優待を贈呈となる条件が300株→100株にハードルが下がるのもありがたい制度です。
稲葉製作所（3421）
稲葉製作所は1940年に稲葉庄市氏が東京・墨田で金属プレス加工業を創業。なんといっても有名なのはイナバ物置。「100人乗っても大丈夫」のテレビCMでおなじみですよね。
【株主優待内容】
Q．株主優待は誰がもらえるの？
A． 1月月末日に1,000株以上または7月末日に100株以上株主名簿に記載または記録された株主が対象となります。
Q．株主優待内容は？
A．保有株式数によって地域特産品やオリジナル図書カードなど
画像：稲葉製作所「株主優待のご案内（（ご参考）2023年7月31日現在の株主様へのご優待品）」
いかがでしたか。最初に紹介したクロスプラスはオンラインストアクーポンに加え抽選で30万円の旅行券が当選するという制度もあり、株式を保有するだけでわくわくしてしまいます。また、増配傾向の企業であることから、配当金とダブルで恩恵が受けられる銘柄です。
最近の株主優待制度実施企業の傾向として、長く保有している株主への贈呈内容がより厚くなっています。そういったことから、業績を見つつじっくりと企業の株を保有してみてはいかがでしょうか。
※本記事に掲載している情報は2023年12月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。
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