B1長崎ヴェルカ 信州に逆転負け 5連敗で黒星先行

【長崎ヴェルカ―信州】第4クオーター5分、ヴェルカの狩俣がボンズにアシストパスを出す=県立総合体育館

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第16節第2日は6日、長崎市の長崎県立総合体育館などで12試合が行われ、長崎ヴェルカは中地区の信州に73-79で逆転負けして5連敗となった。通算13勝14敗で今季初めて黒星が先行。順位は西地区6位に後退した。
 ヴェルカは序盤からフリースローで小刻みに加点。リバウンドでも優位に立ち、第1クオーターを21-15で発進した。第2クオーターは信州に4本の3点シュートを決められたものの、ボンズのゴール下や馬場のドライブなどで得点を重ね、49-36とリードを広げて前半を折り返した。
 第3クオーターは攻撃の決め手を欠く時間が続いたが、7分から馬場、パーキンズが計3本の3点シュートを決めて68-50。第4クオーターは開始直後から3点シュートとバスケットカウントなどで立て続けに14失点すると、その後も外角から得点を許し、9分に73-75と逆転された。ブラントリーの3点シュートなどで再逆転を狙ったが精度を欠いた。
 西地区は、首位の琉球が中地区のFE名古屋に57-68で競り負けて通算19勝8敗。2位島根も中地区の群馬に83-90で敗れた。佐賀は東地区の仙台を77-67で下し、ヴェルカと入れ替わって5位に浮上した。
 第16節最終日は7日、同体育館などで11試合を実施。ヴェルカは信州との第2戦に臨む。


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