![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1116532497063264317/origin_1.jpg)
「名物は天然のお湯と湯せんぺい」「尾根に霧氷の普賢岳」-。地元の歴史や観光などを題材にした大型かるたの大会が6日、雲仙市小浜町の市小浜体育館であった。児童40人がA3サイズの取り札を目がけて駆け回った。
市教育委員会などが、2017年度から開催。1981年に旧南高小浜町職員が作った「おばま観光郷土かるた」を拡大コピーして使っている。
個人戦と、8人1組の団体戦で競った。「緑のトンネル小浜鉄道跡」「胸を打つ雲仙地獄の殉教者」などと読み上げられるたびに、子どもたちは15メートルほど走って取り札に手を伸ばした。
個人戦で優勝した市立北串小1年、金澤沙弥さん(6)は「初めてだったけど1番になれてうれしい。走って体が温まって楽しかった」と話した。
市教委職員は「旧小浜町は4月で町制100年を迎える。かるたを通して地元の文化を子どもたちに身近に感じてほしい」と語った。