山田高 2年ぶり決勝/8日、近江(滋賀)と激突/全国高校サッカー

市立船橋との準決勝の前半11分、ヘディングで先制ゴールを決め、喜ぶ青森山田のDF小泉(5)=6日、国立競技場
【市船橋-青森山田】PK戦で市船橋1人目(写真上)と4人目のキックを止める青森山田のGK鈴木=国立競技場

 第102回全国高校サッカー選手権は第6日の6日、東京・国立競技場で準決勝を行った。青森県代表の青森山田は千葉県代表の市立船橋と対戦し、1-1からのPK戦を4-2で制した。決勝進出は、優勝した第100回大会以来2年ぶり。8日の決勝で、滋賀県代表の近江と優勝を懸けて激突する。

 青森山田は前半11分、MF芝田玲(3年)が蹴った左コーナーキックをDF小泉佳絃(かいと)(3年、おいらせ町出身)が頭で合わせ先制した。後半は相手の攻撃を受ける時間が長くなり、34分に左サイドを崩され同点に追いつかれた。PK戦ではGK鈴木将永(3年、青森市出身)が相手のキックを2本止める活躍を見せ、4-2で激戦を制した。

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