新年早々のアジアカップでJリーガーこそ注目しなきゃいけない理由って?! の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©超ワールドサッカー]

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします

この原稿が出るころには、もう日本代表はカタール・ドーハにいるわけですよ。2011年カタールアジアカップ以来優勝がないっちゅう寂しい状態ですからね。今回はすっかり日本にとって縁起がいい場所になったカタールでまたカップを掲げてほしいもんですな。

さて、今回のアジアカップのメンバーでJリーガーはこの人たち。

GK
前川黛也(神戸)
野澤大志ブランドン(FC東京)
DF
毎熊晟矢(C大阪)
MF/FW
佐野海舟(鹿島)
細谷真大(柏)

で、このアジアカップって、実はヨーロッパからのスカウトの数がすごく多いんです。東アジアに来るよりも近いし、いろんなアジアの国のトップ選手が見られるからってことなんでしょう。

じゃあ、直近3大会で選ばれていたJリーガーはどうなったか。

【2011年】
GK
西川周作(広島)
権田修一(FC東京)
DF
岩政大樹(鹿島)
今野泰幸(FC東京)
伊野波雅彦(鹿島)
槙野智章(広島)
酒井高徳(新潟)
MF
遠藤保仁(G大阪)
藤本淳吾(清水)
本田拓也(清水)
細貝萌(浦和)
柏木陽介(浦和)
FM
前田遼一(磐田)
李忠成(広島)
岡崎慎司(清水)

【2015年】
GK
東口順昭(G大阪)
西川周作(浦和)
DF
森重真人(FC東京)
太田宏介(FC東京)
昌子源(鹿島)
植田直通(鹿島)
MF
遠藤保仁(G大阪)
今野泰幸(G大阪)
柴崎岳(鹿島)
FW
豊田陽平(鳥栖)
小林悠(川崎)
武藤嘉紀(FC東京)

【2019年】
GK
東口順昭(G大阪)
権田修一(鳥栖)
シュミット・ダニエル(仙台)
DF
槙野智章(浦和)
室屋成(FC東京)
三浦弦太(G大阪)
MF
青山敏弘(広島)
伊東純也(柏)
守田英正(川崎)
FW
北川航也(清水)

まぁ見事にJリーガーが減っていってるわけですが、それと同時にこの選手たちが海外に行ってるのもやっぱり多くて、2011年のメンバーで海外クラブ経験者は権田、岩政、伊野波、槙野、酒井、細貝、李、岡崎の8人、岡崎は大会終わるとすぐにヨーロッパ飛ばなきゃいけなくて、決勝後のミックスゾーンが慌ただしい感じだったし。

2015年は太田、昌子、上田、柴崎、豊田、武藤の6人。2019年はシュミット、槙野、室屋、伊東、守田、北川の6人。比率としてもどんどん上がってるわけです。

ちゅうことで、今回選ばれてるJリーガーにしても、もう日本で見られる時期は長くないかも。だからしっかりこの大会で応援しましょうね!!

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