サウジ移籍から半年…ヘンダーソンに早くもプレミア復帰願望が?

サウジ移籍から半年でプレミア復帰を検討?[写真:Getty Images]

イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)にプレミアリーグ復帰の願望が強まっているようだ。

今季もリバプールのキャプテンとしてプレーが予想されたヘンダーソンだが、昨夏のマーケットで流行りにも乗る形でサウジアラビアのアル・イテファクへ。LGBTQ+の権利に関する著名な擁護者として知られるなか、同性愛が違法なサウジアラビア行きを選択したとあって、ネガティブな反応も集めての移籍だった。

そうした賛否を呼ぶ移籍から半年が経ったばかりだが、イギリス『デイリー・メール』によると、異なるライフスタイルや、蒸し暑い気候などに苦しむ上、サウジ・プロフェッショナルリーグで首位アル・ヒラルと28ポイント差の8位につけるチーム状況も相まって、早くもプレミアリーグ復帰を熱望しているという。

それにはLGBTQ+コミュニティからの批判も影響しているそうで、ヘンダーソンはリーグ戦のウィンターブレイク中に今後を検討するとチームメイトに話したとも。プレミア復帰となれば週給70万ポンド(約1億2000万円)からの大幅な減俸が予想されるが、魅力的なオファーがあればそれを覚悟の上で検討する模様だ。

ただ、ヘンダーソンが受ける非課税の高額給与は最初の2年契約を全うした場合に限られ、仮に半年で退団なら700万ポンド(12億8000万円)もの税金がふりかかるとも。ピッチでは公式戦19試合で5アシストをマークし、キャプテンも務めるが、果たして。

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