シーズン中には娘が急性白血病と診断され活動休止…長野がMF砂森和也と契約更新、支援活動に感謝「優勝というかたちで返したい」

長野でのプレーを続ける砂森和也[写真:©︎J.LEAGUE]

AC長野パルセイロは7日、MF砂森和也(33)との契約更新を発表した。

砂森はジェフユナイテッド千葉の下部組織出身で、順天堂大学からHonda FCに加入。カマタマーレ讃岐、アスルクラロ沼津、鹿児島ユナイテッドFCでプレー。2023年から長野に加入した。

長野での1年目となった2023シーズンは明治安田生命J3リーグで4試合に出場した。

シーズン途中の6月には、娘が急性白血病の診断を受けたことにより、看病に専念することを決断し、チーム活動を休止することに。日本プロサッカー選手会やJクラブをはじめとする計35クラブが「砂森和也選手ご家族支援募金活動」を実施していた。

なお、砂森は11月に復帰していた。

長野でプレーを続けることになった砂森はクラブを通じてコメントしている。

「クラブから契約提示を貰えた事に感謝しかありません。家族に起きた困難を一緒に解決してくれサポートまでして貰ったクラブに、自分の持っている全てを出して優勝というかたちで返したいと思います」

「スポンサー企業の皆様、ファンサ・ポーターの皆様、今シーズンも宜しくお願いします」

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