【全国高校ラグビー】桐蔭学園が3大会ぶり4度目の優勝 藤原監督「桐蔭ファミリーのおかげ」

【桐蔭学園―東福岡】前半、田中健想がトライを決めて喜ぶ桐蔭学園の選手たち=花園ラグビー場

 ラグビーの第103回全国高校大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われ、神奈川代表の桐蔭学園が8―5で東福岡(福岡)を下して3大会ぶり4度目の優勝を果たした。

 桐蔭は前半、連続アタックの末にFB吉田晃己(3年)のPGで先制。WTB田中健想(同)のトライなどで加点し、8―0で折り返した。後半に1トライを返されたが、再三の窮地も耐えしのいだ。試合終了間際にも好守備で反撃を食い止めて、逃げ切った。

 2大会ぶりの出場となったAシードの桐蔭は2回戦から登場。準々決勝で東海大大阪仰星(大阪第3)を34―24で破り、準決勝では大阪桐蔭(大阪第2)に25―0で零封勝ちし、3大会ぶり9度目の決勝に駒を進めていた。藤原秀之監督は「桐蔭ファミリーのおかげ。シンプルに選手や親、大会関係者など全ての方に感謝したい」と話した。 

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