太田光、災害や事故の際のスマホ撮影「撮ってる場合じゃないと思うときもある」

7日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、災害や事故の様子をスマートフォンで撮影することについて、注意喚起した方がいいのではと疑問を語った。

番組では「ラジオサンデージャポンPLUS」のコーナーでは、能登半島地震や羽田空港でのJALと海上保安庁機による航空機事故など、年始から頻発した災害や事故について扱った。

これらの災害や事故では、一般人が撮影したスマホの映像も現地の様子を伝える貴重な資料になっているが、太田は「ちょっと落ち着いてからのあれかもしれないけど」と前置いたうえで「見てて、これ、撮ってる場合じゃないんじゃないかなって思う瞬間もあるんですよね」と語った。

さらに太田は「こういうときってスマホで撮るっていうのも、もちろんテレビ局の情報としてはものスゴくありがたいんだけど」と話しつつも、その影響でさらに撮ろうとする人が増えてしまうのではないかと懸念し「我々もそうだけど、テレビ本番中でも、モニターに気を取られてると、なかなかこっちで起きていることに集中できなかったり(する)」と普通に仕事をしている自身たちでも、『ながら』だと注意力が散漫になるときがあるとした。

災害に関しては、一瞬の判断が身の安全に関わるということで、太田は「ましてや1分1秒争うときに、全身で感じなければいけない状態だとすると、そういう映像はありがたいけど『そういうときはやめてください』みたいなことも言っていく必要も、あるんじゃないかなと‥ちょっと感じてるんですけどね」と災害や事故の撮影に関して注意を呼び掛けてもいいのではと話したのだった。

© 株式会社ジェイプレス社