北朝鮮、黄海で3日連続砲撃 うち1回は偽装を主張

 【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは7日、韓国軍関係者の話として、北朝鮮が同日午後4時(日本時間同)ごろから、黄海上にある韓国領、延坪島の北方で砲撃を行ったと報じた。砲撃は3日連続。韓国側への被害はないという。

 一方、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は7日、韓国が発表した6日の砲撃について、実際は偽装目的で仕掛けた60回分の爆薬の音だったとする談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。真偽は不明だが、韓国側で軍の監視能力に疑念を生じさせ、社会を動揺させる狙いがありそうだ。

 金与正氏は談話で、偽装作戦の反応を注視した結果、韓国軍は「予想どおり」欺かれたと主張した。

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