〔能登半島地震〕断水・停電復旧状況の推移(1月7日現在)

By 大脇 桂

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により、北陸地方の広い範囲で大規模な断水や停電が発生した。今回の災害では、停電よりも断水の軒数の方が多いという特徴がみられる。(レスキューナウまとめ)

・7日現在、停電は、復旧のスピードはほぼ一定を維持。発災から1週間で最大の停電軒数から半減。石川県の合計が2万軒を下回った。発災から2週間程度でほぼ復旧する見通しか。

・断水は、ピークからの減少傾向が6日・7日と一休み。電気に比べて復旧に時間がかかる可能性高くなってきた。全体的に石川県の被害が目立っているが富山県氷見市も5600軒の断水が継続している。

2024能登半島地震断水グラフ1/7
2024能登半島地震断水1/7
2024能登半島地震停電グラフ1/7
2024能登半島地震停電1/7

【参考】〔2022年台風15号〕静岡市清水区の断水復旧状況の推移(2022/9/23~10/1)

【参考】〔千葉大規模停電〕復旧状況の推移(2019/9/9~9/24)

【参考】北海道胆振東部地震の際の停電の復旧状況(2018/9/6~9/13)

※ライフラインのデータは、厚生労働省、石川県、北陸電力、自治体の発表をレスキューナウが集計したものを利用。いずれも発表当時のものを使用している。

※情報は発信時点のもので、最新の状況と異なる場合があります。

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