名古屋FW前田直輝が地元の浦和に完全移籍 「みなさんに認めてもらえるよう、全て出し切ります」

浦和入りで地元帰還。[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズは7日、名古屋グランパスからFW前田直輝(29)の完全移籍加入を発表した。

ドリブルが持ち味のレフティーは東京ヴェルディでのプロ入りから、松本山雅FCや、横浜F・マリノスでのプレーを挟み、2018年夏に名古屋加入。2022年夏からユトレヒトにレンタル移籍し、昨夏から名古屋に復帰した。

昨季は公式戦16試合に出場。J1リーグ通算185試合で35得点を誇るアタッカーは地元クラブに活躍の場を移す運びとなり、その新天地を通じて意気込みを語っている。

「名古屋グランパスから移籍してきました前田直輝です。僕は浦和出身です。浦和で生まれた男にとって、浦和レッズの存在は説明がいらないと思います。そして、浦和レッズを語る上でファン・サポーターのみなさんの存在はものすごいです。そのみなさんに認めてもらえるよう、全て出し切ります。応援よろしくお願いします!」

一方の名古屋では「このたび、浦和レッズへの移籍を決断しました」と報告するとともに、計4年間のサポートに感謝した。

「名古屋グランパスに来て、たくさんの事を経験できました。嬉しいこと、悔しいこと、全てが僕の財産です」

「サッカー選手として、一人の人間としてグランパスで過ごした時間は本当にかけがえの無いものでしたし、たくさんのことを学ばせていただきました。中でも、18年の最終戦、ルヴァンカップ優勝は、忘れることはありません」

「いつでも、わがままな僕を応援してくれてありがとうございました。グランパスを離れることになりますが、今後も変わらずに見守っていただけたら嬉しいです。4年間ありがとうございました」

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