「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、父親の出世のために身をささげるハ・スンリに激怒【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=KBS

キム・ドンジュンが自分の寝室に来たハ・スンリに、心からの助言をした。

6日に放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」では、夢真を離れた顕宗(キム・ドンジュン)が、公主(コンジュ)節度使の官衙で節度使の娘であるウォンソン(ハ・スンリ)と縁を結ぶことになった姿が描かれた。

契丹軍を避けて南へ遠征中だった顕宗は、民衆と同じ一般的な服装に着替えて敵の目を避けた。無事に公主に到着し、節度使の官衙で休息をとっていた。その時、節度使の娘であるウォンソンが服を作ってくれるという理由で顕宗の寝室に来たが、顕宗に服を作って差し出すということは自分の体と心を差し出すということだと伝えた。

これに対して顕宗は「必要ないからすぐに退け。臣下の礼とは、娘を売って幻心を買おうとする権力者たちの言い訳に過ぎない。今すぐ盗賊を連れて来い。国中が戦乱でうめき声を上げている。節度士という者が考えることがこんなことしかないのか。娘を捧げて自分の出世を図ろうというのか」と激怒した

ウォンソンは「許してください。私の考えが未熟でした。お父さんは何も知らないのです。私がやったことで父には罪がありません。娘を売って出世を図ろうなんて考えられない人です。その高慢さに苛立ち、私が自ら立ち上がったのです。私の首を斬ってください。私の父は高麗のことしか考えない愚かな忠臣です」と涙を流しながら解明した。

その後、2人は酒膳を置いて向かい合って座った。ウォンソンは「私の父はいつも高麗を変えたがっていました。毎日、豪族の横暴に向き合い、自分を責めました。一介の窃盗師の力では彼らをどうしようもなかったのです。そんな父親にチャンスを作ってあげたいと思いました」と説明した。顕宗は「親孝行は分かるが、正しい方法ではない。お父さんに関係なく、あなたの人生を生きなさい。あなたは供え物ではない」と助言した。

ウォンソンは「私もやはり高麗を変えたいと思っています。男として生まれたら官職に出てその志を広げたでしょう。でも女の身で生まれたので、こうしてでも自分の志を叶えようとしました。罰を下されば甘んじて受け入れます」と話した。

その後、公州の節度使はウォンソンにやらせてもいないことをしたと怒り「お前が寝室に入るのを奴婢が見て、兵士たちも見た。今やお前は陛下の女になったのだ」と言った。これに対してウォンソンは「私が勝手に行ったことです。服を全部作ります。約束したことなのでやってあげたいです」と決然とした表情を浮かべた。

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