吉田麻也が考える“プレミアリーグ・現役ナンバーワンゴールキーパー”は?「ビルドアップの能力が秀でていて、キーパーとして止める能力も高い」

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 2023年12月28日(木)の放送では、イングランド・プレミアリーグにおける現役ナンバーワンゴールキーパーを挙げました。

今回の放送内容を、音声配信サービス「AuDee(オーディー)」でチェック!

吉田麻也

<リスナーからのメッセージ>
「麻也さん的『プレミアリーグ“現役ナンバーワンキーパー”』は誰ですか?」

吉田:これは難しい質問ですね。例えば、マンチェスター・シティFCのエデルソン・サンタナ・ジ・モライスやリヴァプールFCのアリソン・ラムセス・ベッカー、アストン・ヴィラFC のエミリアーノ・マルティネス、ニューカッスル・ユナイテッドFCのニック・ポープなど、プレミアリーグには名ゴールキーパーがたくさんいます。なので、順位をつけるのは非常に難しい、というかおこがましい。

ひと昔前だったら、イングランドはとにかくシュートストップ(シュートを止めること)のプライオリティが高くて、足元(の技術)はあまり求められていなかったんですけど、今はサッカーが変わってきて、ビルドアップ(攻撃の組み立て)に参加する、相手のプレスを掻い潜ることができる、長短の両方(のパスを)蹴られる選手が重宝されるようになってきています。

そういう意味では、トレンドをおさえていて、かつ能力が高いとなると……トッテナム・ホットスパーFCのグリエルモ・ヴィカーリオ選手はすごくいい選手だと思います。特にトッテナムがやっているサッカー、元横浜F・マリノス監督でもあったアンジェ・ポステコグルー監督が求めるサッカーをやるためには、キーパーの能力、ビルドアップの能力が非常に大事になりますが、彼はそこが秀でていて、かつキーパーとして止める能力も高いです。

(トッテナムの)セカンドゴールキーパーのフレイザー・フォースター選手とは、サウサンプトンFC時代に一緒にやっていたんですけど、彼がこのあいだ「今のゴールキーパーがめっちゃいいんだよ。だからチャンスがなくて(試合にも)出られない」と言っていました。だけど、契約更新していたな(笑)。

<番組概要>
番組名:吉田麻也のチャレンジ&カバー
放送日時:毎週月~金曜14:55~15:00
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/100000347

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