「Urara」運行区間を拡大 JR岡山支社、20日から2区間

 JR西日本岡山支社は、2023年7月に山陽線など4路線に導入した新型車両「227系(愛称・Urara(うらら))」の運行区間を20日から拡大する。

 新たな運行区間は、山陽線岡山―姫路と伯備線総社―新見の2区間。22両を追加し、山陽線岡山―三原と伯備線岡山―総社、宇野みなと線、瀬戸大橋線で運行している16両と合わせて38両体制とする。25年3月末までに101両を旧型と入れ替える予定。

 Uraraは、岡山県特産の桃や広島県福山市花のバラから着想したピンクがシンボルカラー。「うらら」は晴れてのどかな様子を表す言葉で、公募で選ばれた。ドアが広く開いて乗り降りがスムーズになったほか、車いすでも利用できるバリアフリートイレや自動換気機能を備えている。

 同支社は「乗り心地が良くなったとの声もある。エリアオリジナルの車両を地域の人に親しんでもらいたい」としている。

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