シーガルズ2連勝、9位浮上 PFUに3―1

第4セット、岡山シーガルズの中本柚朱のアタックで24-18とする=滋賀ダイハツアリーナ

 バレーボールのV1は7日、大津市などであり、女子で10位の岡山シーガルズは9位のPFUを3―1で破り、2連勝。通算4勝9敗で並んだPFUを勝ち点で上回り、9位に浮上した。

 シーガルズはレフト佐伯、エース金田を軸に得点を重ね、第1、第2セットを連取。第3セットはジュースの末に落としたものの、第4セットはレフト中本、ライト山城らの強打でリードを奪い、粘る相手を振り切った。

 首位JTは埼玉上尾に3―1で逆転勝ちし、13連勝。2位のNECは日立をストレートで下し、4位久光はデンソーを3―2で退けて10勝目を挙げ、3位に上がった。

岡山シーガルズ3―1PFU

25―22

25―23

26―28

25―20

 【評】岡山シーガルズはベンチ入り全14選手を起用した総力戦で今季2度目の2連勝を飾った。ブロッカーとリベロ城戸陽らレシーバーが連動した組織的な守備が機能。相手の強打をしぶとく拾って切り返し、チーム最多21得点の佐伯、アタック決定率51.4%をマークした山城らが奮闘した。

 PFUはミスによる失点が22を数え、自ら流れを失った。

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