今夏フリーとなる「エムバペ以外」で注目の5名

年が明け、今季限りで契約が切れる選手と他クラブとの交渉が解禁された。

中でもエムバペの去就は当然ながら大きな話題となっているが、今回はその他に注目したい選手たちを見ていきたい。

パブロ・フォルナルス(ウェストハム)

ウェストハムのスペイン人MF、パブロ・フォルナルス。

マラガで2015年にトップチームデビューを飾り、2年目には早くも主力へと成長。リーガ6ゴールと結果を残した。

その後は、ユース時代を過ごした古巣ビジャレアルへ移籍し、引き続きチームの中心としてプレー。2019年にウェストハムへ加入している。

プレミアでも初年度から活躍していたが、昨季に関しては序列が低下。今季も出場時間は多くなく、来夏には契約が満了することもあって去就は不透明となっている。

鎌田大地(ラツィオ)

今季からラツィオでプレーしている鎌田大地。

現在はチームの不振もあってなかなか結果を残せず、今月のアジアカップを戦う日本代表メンバーからも外れるなど苦境に立たされている。

またオプションの行使を除けばクラブとの契約は今季限りとなっており、早くもその去就は不透明なものとなっている。

昨夏にフランクフルトを退団した際には、多くのクラブが関心を持っているとされながらも移籍は難航したが、今後はどのチームでプレーすることになるのだろうか。

メフディ・タレミ(ポルト)

イラン代表ストライカー、メフディ・タレミ。

母国では2度リーグ得点王に輝き、カタールでのプレーを経て2019年にポルトガルのリオ・アヴェへ加入。27歳で欧州でのキャリアをスタートさせた。

ここでは初年度から得点王となる活躍を見せ、一年でポルトへステップアップ。直近では2シーズン連続でリーグ戦20ゴールを達成しており、昨季は再び得点王となった。

今季はややゴールに恵まれていないが、来夏に契約満了を迎えることもあって強豪への移籍話が浮上している。

ピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)

長らくナポリで活躍してきたピオトル・ジエリンスキ。ポーランド代表のMFである。

これまではウディネーゼやエンポリでプレーし、2016年にナポリへ加入した。当初は途中出場も多かったが、それでも数字を残すことに成功し、3年目には主力に定着。

2020年にはコッパ・イタリア優勝を果たし、昨季はチームにとって久々のスクデット獲得に貢献した。

一方ナポリとの契約は今季限りとなっており、その動向が注目される。

アドリアン・ラビオ(ユヴェントス)

フランス代表の主力MF、アドリアン・ラビオ。

PSG出身の選手であり、以前はマンチェスター・シティの下部組織でプレーしたこともあった。

スムーズにはいかなかったが、2019年にパリを退団し、フリーでユヴェントスへ加入。クラブが苦しんでいる近年は、より重要な存在となっており、昨季に関してはセリエAで8ゴールをマークするなど好調を維持している。

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かねてからビッグクラブが関心を示している選手であり、今夏に切れるユヴェントスとの契約には注目だ。

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