バイエルンがムキエレ獲得に動く…買取OP付きレンタル打診か

バイエルンが関心示すムキエレ[写真:Getty Images]

バイエルンが、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFノルディ・ムキエレ(26)の獲得に動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

今冬の移籍市場でセンターバック補強を最優先事項とするバイエルン。先日にはトッテナムのイングランド代表DFエリック・ダイアーとの口頭合意が伝えられるなど、複数の候補との接触を図っている。

そういったなか、新たな候補として報じられているのが、26歳のフランス代表DFだ。

報道によると、数週間前からムキエレの動向を監視していたバイエルンは2500万ユーロ(約39億6000万円)の買い取りオプション付きのレンタル移籍のオファーを掲示したという。

なお、PSGではブラジル人DFルーカス・ベラウドを獲得した一方、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが左足首の手術を受けて長期離脱となったことで、ディフェンスラインの選手層に余裕はないが、ムキエレの放出を容認する可能性は十分にあるとのことだ。

パリ出身でモンペリエ時代に台頭したムキエレは2018年夏にRBライプツィヒへ加入。主力として活躍した後、2022年夏にPSGへステップアップを果たした。加入1年目は公式戦25試合に出場したが、ハムストリングのケガで後半戦を棒に振っていた。今シーズンここまでは公式戦9試合に出場している。

圧倒的な身体能力を生かした幅広い守備エリアと対人能力に加え、攻撃面の成長も著しい187cmのDFは、右のサイドバック、ウイングバックに加え、センターバックでもプレー可能なポリバレント性を特長としている。

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