高校生による募金活動、能登半島地震の被災者支援 「早く元の生活に戻れるように」

市民に募金を呼びかける高校生(左)=長崎市、鉄橋

 能登半島地震の被災者を支援しようと、高校生平和大使と高校生1万人署名活動実行委は7日、長崎市中心部の鉄橋で募金活動に取り組んだ。
 実行委の活動リーダーらが企画。署名活動に合わせて実施した。メンバーは「今も苦しんでいる方がいる」「復興への思いを託してほしい」などと声を上げながらチラシを配布し、募金への協力を呼びかけた。活水高2年の木場笑里さん(17)は「被災者は一瞬にして日常を奪われたと思う。一刻も早く元の生活に戻れるよう募金への協力を呼びかけたい」と話した。
 募金は、日本赤十字社県支部を通じて義援金として被災地に届ける。募金活動は14日午後1時半も鉄橋で実施予定。

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