栃木県内各地で二十歳を祝う「成人のつどい」 宇都宮市ではLRTに乗って会場入りする若者の姿も

 8日の成人の日を前に栃木県内の多くの市と町で、7日に20歳の門出を祝う式典が行われました。

 天候にも恵まれた7日、宇都宮市では去年(2023年)8月に開業した宇都宮ライトレールで会場を訪れる姿も見られました。

 宇都宮駅東口の交流拠点施設ライトキューブ宇都宮では、市内25の中学校のうち9つの中学校の卒業生などがそれぞれ集まり、午前の部と午後の部に分かれて「二十歳を祝う成人のつどい」が開かれました。宇都宮市によりますと今年(2024年)の4月1日までに二十歳になるのは約5千500人で、7日は3千900人余りが出席しました。

 このうち陽東中学校のエリアの式典では、宇都宮市の佐藤栄一市長が出席し「我慢を覚えることが人間力を高めることに繋がる互いに高め合える友だちを大切にしてほしい」と激励しました。

 続いて出席者の代表2人が「誓いのことば」を述べました。新型コロナの影響が続きましたが今年は4年ぶりにマスクなしで開催されました。出席者達は恩師や友人との再会を喜ぶと共に成人としての自覚を新たにしたようでした。

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