初優勝狙う福井工大福井男子は準優勝…東京・駿台学園がストレート勝ちで2連覇 春高バレー2024

福井県勢初の準優勝を果たし、笑顔を見せる男子福井工大福井=1月8日、東京都渋谷区の東京体育館

 バレーボールの第76回全日本高校選手権(春の高校バレー)最終日は1月8日、東京体育館で男女の決勝が行われた。男子は福井県勢の福井工大福井が、前回覇者の駿台学園(東京)に0-3で敗れたものの、福井県勢初の準優勝を果たした。

 福井工大福井の出場は6年連続47回目。初戦の2回戦で駒大高(東京)を2-0で破ると、3回戦で大村工(長崎)、準々決勝は清風(大阪)をそれぞれ2-0で下し県勢初の4強入りを果たした。準決勝では鎮西(熊本)を3-0で圧倒。決勝までストレート勝ちで上りつめた。

 同校は、バレーボール男子元日本代表でVリーグ男子1部・パナソニックパンサーズの清水邦広選手や、元五輪代表の荻野正二氏を輩出。同校を運営する金井学園のバレーボール部総監督には元日本代表監督の中垣内祐一さん=福井県出身=が就いている。

福井工大福井男子の決勝スコア

駿台学園(東京)3-0福井工大福井 第1セット 25ー22 第2セット 25-15 第3セット 25-21 

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