全国高専ラグビー 奈良高専が2大会ぶり決勝進出

ラグビーの全国高専大会は7日、準決勝が行われ、奈良高専が2大会ぶりに決勝進出を果たしました。

前回大会はわずか1点差で前人未到の5連覇を阻まれた奈良高専。津山高専との準決勝は、フィジカルの強さで相手を上回ります。前半9分、センターライン付近のスクラムからスタンドオフ・喜多が抜け出しオフロード。最後はフルバック・淺草が相手ディフェンスを振り切り先制トライを奪います。

奈良高専はさらに3つのトライを重ね、津山高専を突き放します。その後はペナルティから自陣深くまで攻め込まれますが、最後まで防ぎ切った奈良高専が28対0で快勝。9日の決勝で前回大会で敗れた仙台高専・名取と対戦します。

奈良高専・甲元陸羽主将は「去年の5年生の悔し涙とか自分たちの悔しさを1年間忘れずにやってきました。もう1回初心に戻ってやりきります」と意気込みを語りました。

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