滑りたくない! 転びやすい人・滑りやすい路面の特徴…店や駅の"出入口"には要注意!

スケートリンクのように滑りやすい「ツルツル路面」は、ケガのリスクが高まるため注意して歩く必要があります。

今回は、滑りやすい場所や転びやすい人の特徴について解説します。

「出入口」や「ロードヒーティングの切れ目」に要注意

出典:ウインターライフ推進協議会

滑りやすいツルツル路面ができやすい場所の特徴は、次のとおりです。

・店舗や駅の出入口
・タクシーやバスの乗降場所
・車の出入りがある歩道や横断歩道
・ロードヒーティングの切れ目

出典:ウインターライフ推進協議会

出入口や乗降所は多くの人に地面が踏み固められ、雪の表面が溶けやすくなっています。車の出入りが多い場所や横断歩道も滑りやすいため注意しましょう。

また、傾斜がかかっている場所も滑りやすく、危険です。

ロードヒーティングの境目は段差ができることもあるため、より気を付けて歩きましょう。

「急いでいる人」「酔っ払い」は要注意!

雪道で転びやすい人の特徴は、次のとおりです。

・急いでいる人
・酒に酔っている人
・手がふさがっている人
・滑りやすい靴をはいている人

急いでいる方や何かに気を取られている方は、注意が散漫になり滑りやすくなります。

また、酒に酔っている方や荷物などで手がふさがっている方は転んだときに受け身が取れず、大きなけがにつながりやすいため十分注意しましょう。

冬用の靴以外を履いている方は非常に滑りやすいため、冬は雪道用のブーツなどを必ず着用してくださいね。

ケガをしやすいのは「高齢者」

転倒回数のみをデータでみると、若年層に転倒者が多いことがわかっています。
一方で救急搬送された方には高齢者が多く、転倒時に大きなけがにつながりやすいです。

そのため、高齢の方はとくに気を付けながら冬道を歩くよう心がけましょう。

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