ルーキーの持ち物も大調査 広島カープ 新人8人 入寮

広島カープに入団したばかりの期待のルーキー8人が、広島・廿日市市の大野寮にそろって入りました。(7日)

北は北海道、南は沖縄まで日本全国から8人の新入団選手がついに広島へ―。一番乗りは、前日から広島入りしていたドラフト3位・北海道出身の 滝田一希 投手(星槎道都大学)でした。

その後も続々とスーツケース片手に大野寮へと入寮していくルーキーたち…。ドラフト1位・常廣羽也斗 投手(青山学院大)は、ドラいち恒例の出世部屋104号室で暮らします。

ドラフト1位 常廣羽也斗 投手
「いよいよ始まるなっていう感じで、早く体をみんなで動かしたいなというそんな気持ちです。大学のときは2人部屋だったので、1人部屋っていうのが新鮮で楽しみな気持ちです」

ドラフト2位 高太一 投手
「高校の時は寮生活だったんですけど、食堂とかもその雰囲気をちょっと思い出したというか、懐かしいにおいがするなというのは感じました」

プロ入り最後の年末年始は、それぞれの地元で思い思いに過ごしました。

ドラフト5位 赤塚健利 投手
「いろいろな人へのあいさつに行ったり、トレーニングも欠かさずにやってきました。1年間戦い抜けるようにというところを意識してやってきました」

ドラフト育成3位 杉原望来 投手
「自分でも活躍したいという気持ちが多いので、おみくじを4回引きました。『中吉』『中吉』『末吉』、あとちょっと特殊なおみくじを引きました。『強運』って書いてありました。中吉とかばっかりだったんですけれど、4回分のアレはあるかなと思います」

そして、入寮取材恒例『ルーキーたちの持ち物チェック』! 厳しいプロの世界を勝ち抜くために寮に持ち込んだ “こだわりの逸品” を一斉調査です。

まずはドラフト1位・常廣投手は、この “黒いバッグ” です。

ドラフト1位 常廣羽也斗 投手
「このバッグなんですけれど、母が趣味でものづくりみたいなことをやっているんですけれど、最後、入寮前に作ってもらったバッグです。持つところと、下に本革が使われていて…。めちゃくちゃしっかりしています」

さらに、“弟と妹からもらったというワニの抱き枕” を持ち込むなど、家族の思いとともに入寮しています。

広陵出身の高投手が持ち込んだのは、去年、“親友から誕生日プレゼントでもらったお手製のだるま” でした。

ドラフト2位 高太一 投手
「『おれのだるまを持ってうまくいかないわけがない』と言われてもらったので、プロでもこのだるまを持ってがんばりたいなと」

ドラフト3位・滝田投手が持ち込んだのは、“大学の野球部からもらったという写真” と、“友人からもらったユニコーンのぬいぐるみ” です。

ドラフト3位 滝田一希 投手
「(友人から)連れて行けと言われたので…」

さらに、“ことしから使用予定のグローブ” もさっそく部屋に飾っていました。

滝田一希 投手
「これは、自分の座右の銘を入れさせてもらいました。『名もない雑草にも陽は当たる』―。日本ハムの松本剛さんも使っていて、それでいいなと思って、パクらせてもらいました」

ドラフト5位・赤塚投手も、持ち込んだものは “ぬいぐるみ” でした。

ドラフト5位 赤塚健利 投手
「ぼくがもともと犬が好きなので、それでかわいいなと思って持ち込みました」

― ちなみに名前は? 今、つけますか。
「『クリーム』と『パン』で。うちの犬も『イチゴ』と『大福』なので、クリームとパンでいいかなと…」

沖縄から来たドラフト4位・仲田侑仁 選手は、シーサーの顔が装飾されている “沖縄の魔除け 石敢當” 。

ドラフト4位 仲田侑仁 選手
「魔除けみたいなものなんですけど、沖縄のお守りみたいな。出発前に友だちから『持って行け』と言われて。地元が好きなので、地元の空気も入れながら思い出しながら過ごしていけたらいいなと思います」

そして、もっとも気合が入っていたのは、育成1位・杉田健 投手でした。“アイドルグループ「乃木坂46」のライブグッズ” です。

ドラフト育成1位 杉田健 投手
「乃木坂が大好きでライブにけっこう行っていたので、ここでも楽しんじゃおうかなと。大学入ってから4年間、片思いしています。モチベーションというか、乃木坂46ありきのぼくというか…」

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