「被災地に寄り添う気持ちを大切に」被災地に技術的支援チーム出発 熱海土石流被災者が募金活動も【能登半島地震】

最大震度7を観測した能登半島地震発生から1月8日で1週間。静岡県熱海市では土石流災害の被災者が募金活動を行うなど、県内でも助け合いの輪が広がっています。

最大震度7を観測した能登半島地震。8日で発生から1週間となり、石川県の死者は168人、安否不明者は323人となっています(8日午後2時現在)

この週末、土石流災害にあった熱海市でも被災地に向けた支援に動き出しました。被災した住民や地域でボランティア活動をしているメンバーが義援金を募りました。

<伊豆山地区の被災者 中島秀人さん>
「集めたものは義援金として被災者一人ひとりに手に渡るような形になればいいと思う」

ボランティア団体が運営する熱海市伊豆山のカフェ「あいぞめ珈琲店」でも募金箱を設置しました。

<募金した人は>
「伊豆山のこともあるし、毎年いろんなところで災害があるから、少しでも協力できれば」

<静岡河川事務所 阿部聡事務所長>
「被災地に寄り添うという、そういう気持ちを大切にですね、頑張って頂ければと思います」

静岡河川事務所は、被災地で技術的な支援を行うTEC-FORCE隊員の出発式を行いました。隊員たちは石川県輪島市に向かい、土砂災害による危険区域の被災状況などを調査します。

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