『消せない「私」ー復讐の連鎖ー』 ネット上に拡散された誹謗(ひぼう)中傷と、いじめ動画。人生をかけた最大の復しゅう劇が幕開け

1月5日深夜に日本テレビ系金曜ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』の第一話が放送された。

学生時代、同級生たちから凄惨(せいさん)な仕打ちを受けそれ以降、引きこもっていた灰原硝子(志田彩良)は、自らを苦しめた同級生たちがテレビで楽しそうにインタビューを受ける姿をたまたま目にする。その光景を目にした硝子は、あらゆる手を使い復しゅうをすることを決意。

話は、10年前の2014年にさかのぼる。硝子が普通の女子高校生として平凡な生活を送っていたある日、街で人気美容系配信者の徳道仁(本郷奏多)に声をかけられる。徳道のメークやコーディネートもあって垢抜けた硝子は、このことがきっかけとなり雑誌の表紙を飾るなどモデルの仕事をするようになる。

そんな中、女子の中でもボス的存在の海崎藍里(吉本実憂)に、モデルの仕事について「色々教えてほしいです」と話す硝子であったが、モデルの仕事をしていると思われていた藍里は、モデルスカウトの詐欺に遭っていた。その後、怒りが湧いてきた藍里は、友人の青嶋みちる(小日向ゆか)、大桃武(芳村宗治郎)と共に硝子へ利己的な制裁を加える。藍里は、武が硝子に暴行を加える動画を、みちるに撮影させネット上にアップロード。視聴者からはこのシーンに「本当にトラウマになるレベル」「バチが当たってほしい」といった硝子に寄り添う意見が多く見られた。

いわれのないデマや誹謗(ひぼう)中傷と共に動画は広まり、硝子は学校へ行くことも出来ず部屋にこもってしまう。ある時、硝子が部屋の鏡に目をやると、そこには、顔中に誹謗(ひぼう)中傷やインターネットの掲示板サイトなどに書かれている心無い言葉が刻まれている自分の顔が写っていた。

心配し駆けつけた徳道に「顔のこの文字消して…メイクで消して…助けて消えないの」と泣き叫ぶ硝子。そんな硝子を落ち着かせる徳道であったが、硝子に「私の人生返してよ」と言われると、返す言葉が見つからず立ち尽くしてしまった。そして硝子は、帰宅途中に自宅の方向から煙が上がっているのに気づき、慌てて家に向かうと、すでに硝子の家は大きな炎をあげ燃えていた。

次回第2話、学生時代を壊され、両親も家も失った硝子。その10年後、玉のこしに乗るべく色々と男を物色しまくる藍里に、とある婚活パーティーの会場で眼鏡の女性が「私と一緒に、婚活してくれませんか?」と接近。その正体は、変装した硝子であった。ついに壮絶な復しゅう劇が幕を開ける。

『消せない「私」―復讐の連鎖―』日本テレビ「金曜ドラマDEEP枠」
毎週金曜 深夜24時30分〜24時59分放送
TVer、Hulu では、毎週金曜24 時30 分から定時配信

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写真提供:(C)日テレ

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