広島カープ ドラ1 常廣羽也斗「1軍選手と戦える体作りを」 新人合同自主トレがスタート

広島カープ大野寮(広島・廿日市市)に入寮した選手たちは、8日からそろって自主トレを始めました。

石田充 アナウンサー
「カープの真っ赤な、鮮やかなバスが止まっている大野練習場です。新人選手は大野寮にきのう(7日)、入りましたが、けさは廿日市市内も気温1℃台ということでかなり冷え込んで、動いていないと寒さも感じます。選手たちは屋内練習場できょうから合同での自主トレを始めました」

アップ中に聞こえてきたのは、育成1位・杉田健 がファンだという乃木坂46の音楽…。和やかな雰囲気で練習が始まりました。

プロの施設で初めての練習に臨んだ8人。

ドラフト2位 高太一 投手
「野球に打ち込める環境なので、本当に野球をする身として幸せだなというのが一番です」

身体能力の高さを見せたのが、ドラフト5位の 赤塚健利 投手。下半身のパワー測定では 末包昇大 を上回る歴代球団トップの数値をたたき出したそうです。

ドラフト1位・常廣羽也斗 は、1か月半ぶりに履いたというスパイクの感触を確かめながらのトレーニング。

ドラフト1位 常廣羽也斗 投手
「基礎体力を向上させるというのが、今の目的だと思うので、キャンプまでに体を作り上げて、1軍の選手たちとともに戦っていける体作りをしていきたいです」

2月のキャンプインを見すえ、まだまだキャッチボールは軽めでした。

同期へ負けたくない思いが強いという北海道出身ドラ3・滝田一希 は、5割程度の仕上がりというものの、力強いボールが印象的でした。

ドラフト3位 滝田一希 投手
「思ったよりも投げられましたし、こっち(広島)の方が(地元・北海道より)暖かいので、動く部分もあったんですけど、無理せず、あまり強い強度では投げていないつもりでしたけど、思ったよりいい感覚で投げられてよかったなと思います。まず、けがをしないで3月(12~14日)に北海道であるオープン戦(メンバー)に入れるようにがんばっていきたいなと思います」

来週からは先輩たちとトレーニングをしながらキャンプインに備えます。

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