松本人志さん活動休止、立花孝志氏「被害者は2人だけではなくもっと多い」

裁判へ傾注。その発表前、自身のユーチューブチャンネルで状況を整理。

お笑い芸人であるタレントの松本人志さんを巡る週刊文春による女性スキャンダルを受けて、吉本興業は1月8日に公式サイトで、本人の意向により、松本さんが当面の間、活動を休止すると発表した。裁判に傾注するという。

この発表前に同日、元参議院議員の立花孝志氏が自身のユーチューブチャンネルを更新。「松本人志の被害者は2人だけではなくもっと多い!」と題した記事をアップし、この問題の状況を改めて整理している。

これまで巷では、文春の報道を受けて「A子さん」「B子さん」が性的被害を受けたと明らかにしていることがクローズアップされてきた。しかし12月27日発売の週刊文春の報道内容で、立花氏はさらに「複数の被害者」がいることが明記されている点を強調した。

同誌の記事によると、「A子さんの友人など」とも記されているため、これまでに状況を語っているのは”3人以上”であるという。また案内役とされる同じく芸人の小沢一敬さんの知人という人物も登場していて、そこからの推察も語っている。

そのため松本さんが1月5日に自身のエックス(@matsu_bouzu)で「とうとう出たね。。。」と、告発したA子さんが8年前に松本さんと小沢さんへ感謝を綴ったとされるLINE画像が公開された。ただ立花氏は「タレントの卵と言われる女性の方たちの不満は、(松本さん)本人に届いていなかったのではないか」など状況を整理している。

こうしたなか吉本興業は公式サイトで、「(週刊誌の発売後)当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました」と発表し、次のように続けている。

「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。

突然の活動休止となり、放送局をはじめ関係者の皆様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

そして、松本の出演等を楽しみにしてくださっているファンの皆様には更なるご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます」

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また、松本さんは吉本興業の発表直後、エックスにて「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と報告している。

週刊文春は1月10日に次号が発売される。果たして、この件の続報があるのかも注目を集めている。

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