能登半島地震 被災者に心のケアを

能登半島地震 被災者に心のケアを

 千葉県は8日、石川県の能登半島地震で被災した七尾市で県の災害派遣精神医療チーム=DPATが9日から活動を始めることを発表しました。

 派遣されるのは、県総合救急災害医療センターなど県とDPATの災害派遣の協定を結んでいる医療機関の精神科の医師や看護師など合わせて11人です。

 国からの要請を受けて派遣されるもので、1月9日から15日まで、石川県七尾市内の現地本部での活動調整や被災地の精神科医療機関での支援、避難所などで被災者の心のケアなどにあたります。

 最大震度7を観測した能登半島地震は8日で発生から1週間となり、午後2時現在で、石川県内の死者は168人、連絡のとれない安否不明者は323人となっています。

 避難者は2万9000人近くに上っていて、県は要請があれば増援も検討したいとしています。
     

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