【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト、『1989』再録版で通算6週目の1位&TOP10に4作送り込む

テイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』が通算6週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

1位に初登場した2023年11月11日付から今週(2024年1月13日付)まで通算6週目の首位を獲得した『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』。初登場から今週までの順位と各週のユニット数は上記のとおりで、9週連続でTOP2にランクインし続けている。

2023年11月11日 1位(1,653,000ユニット)
2023年11月18日 1位(245,000ユニット)
2023年11月25日 2位(159,000ユニット)
2023年12月2日 2位(138,000ユニット)
2023年12月9日 1位(141,000ユニット)
2023年12月16日 2位(101,000ユニット)
2023年12月23日 2位(109,000ユニット)
2023年12月30日 1位(136,000ユニット)
2024年1月6日 1位(98,000ユニット)
2024年1月13日 1位(64,000ユニット)

テイラー・スウィフトは、今週その他にも『ミッドナイツ』(46,000ユニット / 13%減少)が5位、『ラヴァー』(45,000ユニット / 10%減少)が6位、『フォークロア』(36,000ユニット / 3%減少)を10位にランクインさせていて、4枚のアルバムを同時(同週)にTOP10入りさせている。

今週の集計期間(2023年12月29日~2024年1月4日)はクリスマス・ウィーク以降初のチャートということで、ホリデー・アルバムが一掃されて以下のアルバムがTOP10をキープ、もしくは圏外から返り咲いた。

モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』(64,000ユニット / 6%増加)が5位から2位、ドレイクの 『フォー・オール・ザ・ドッグス』(58,000ユニット / 1%減少)が6位から3位、ニッキー・ミナージュの『ピンク・フライデー2』(57,000ユニット / 13%減少)は3位から4位、シザの『SOS』(44,000ユニット / 5%減少)は13位から7位、ノア・カハンの『スティック・シーズン』(42,000ユニット / 5%増加)が18位から8位、ザック・ブライアンの『ザック・ブライアン』(41,000ユニット / 9%増加)は20位から9位に。

今週TOP10にランクインした10作のうち8作はリパブリック・レコードからリリースされた作品で、ルミネートが電子集計をはじめた1991年5月25日付以降のチャートでは最多記録を更新した。これまでの最多記録は7作で、過去に6回TOP10に7作をランクインさせたことがあるが、8作は今週が初の記録となる。

また、1位から6位までのTOP6をリパブリック・レコードからリリースされた作品が独占するのは、2023年12月9日付に続く史上2回目の快挙で、モノラル・アルバムとステレオ・アルバムの集計を合算した1963年8月以降のチャートでは、TOP6を独占した唯一のレーベルとなる。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月12日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』テイラー・スウィフト
2位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォレン
3位『フォー・オール・ザ・ドッグス』ドレイク
4位『ピンク・フライデー2』ニッキー・ミナージュ
5位『ミッドナイツ』テイラー・スウィフト
6位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
7位『SOS』シザ
8位『スティック・シーズン』ノア・カハン
9位『ザック・ブライアン』ザック・ブライアン
10位『フォークロア』テイラー・スウィフト

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