マクニカ、次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験を呉市で実施へ

広島県呉市(以下、呉市)と株式会社マクニカ(以下、マクニカ)は12月25日、呉工業高等専門学校との最新技術勉強会、ならびにその技術を体現する次世代モビリティ導入に向けた交通社会実験実施を発表した。

今回の勉強会と社会実験は、2023年3月に締結した「次世代を担う若者のチャレンジ支援等に向けた包括連携協定」の取り組みの一環として行う。

社会実験は、次世代モビリティ導入における課題等の把握、住民の意識醸成のため、自動運転EVバスの公道走行を実施する予定だ。さらに、れんが通り(アーケード内)を走行し、地元商店街との連携により、地域の活性化、新たな人の流れを創出していくという。実施期間は、2024年1月18日~21日の予定だ。

また、同実証には、自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」を使用する。同車両は、マクニカと芙蓉総合リース株式会社、および芙蓉オートリース株式会社が共同で構築した「自動運転実証実験支援サービスプログラム」により提供する。

なお、マクニカと呉市は、様々な分野で相互に連携・協力することにより、社会課題の解決と新しい価値を創出し、地域の活性化を目指していきます。

(出典:マクニカ Webサイトより)

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