全校児童55人の小学校に『大谷グローブ』 児童「野球で楽しめそう」 静岡・函南町 

静岡県函南町の小学校に、メジャーリーガー大谷翔平選手のグローブが届きました。大谷選手の思い、早速伝わっているようです。

片山真人アナウンサー:「函南町の小学校です。冬休みが明けてきょうから学校再開、この日に合わせて大谷翔平選手のグローブが子どもたちにお披露目です」

全校児童55人の小学校に贈られた3つのグローブ。
これはメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、「野球しようぜ」とのメッセージを込めて、全国の小学校に寄付しているもので、こちらにも12月末に届きました。

丹那小 土屋貴俊校長:「挑戦し続ける、諦めない気持ちを持ってほしいということで、皆さんに大谷翔平選手からプレゼントが届いています」

校長先生からグローブを受け取った児童代表の3人は、早速グラウンドでキャッチボールをしました。

サウスポーの渡辺真灯くんは6年生唯一の野球経験者。
しかし、学校に少年野球チームがないため、学区が違う少年団に通っていました。

渡辺真灯くん:「(この学校では)野球のことがあまり知られていなくて、あんまり興味をもっていない感じがしました」

休み時間に学校でキャッチボールをした事もなかったという渡辺くん。大谷選手の願いがつまったグローブをきっかけに、野球をする機会が増えそうです。

女の子:「楽しかったから、またやりたい」

渡辺真灯くん:「野球この間卒団したけど、野球で楽しめそうだなって思いました。大切に使っていきたいです」

© 静岡朝日テレビ