【リニア】染谷市長「今年は正念場の一年」「議論重ねても長期化」 静岡・島田市 

静岡県島田市の染谷絹代市長は、5日の定例会見でリニア新幹線工事に関して、今年は正念場の一年との考えを示しました。

静岡・島田市 染谷絹代市長:「国の有識者会議の報告書を巡って、またさらに県の専門部会で議論するというようなことを重ねておりますと、長期化を示唆するということになってしまいますので、2024年、どんな運び方ができるのかが、これから先を決めると言っても過言ではないくらい正念場の一年を、今年迎えるのではないかと思っています」

染谷市長はまた、田代ダムの取水抑制案が具体的に進み始めたことは「いろいろな事が前に進む一歩」と期待する考えを示しました。

一方、前日に川勝平太知事が年頭の会見で、開業時期が2027年「以降」に改められたことを引き合いに、「1回下山した」などと発言したことについては。

静岡・島田市 染谷絹代市長:「どういった趣旨で発言されたのかも知りませんし、何ともコメントのしようがないなと」

Q.今は何合目?
A.「道路等の整備には入れているが、本体工事には入れていないわけで、今後の進捗も含めて、今がどこの辺りかというのは、なかなか答えられない」

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