3部相手に勝利し新年初白星のユナイテッド、テン・ハグ監督「FAカップは勝つことがすべて」

FAカップで勝利したマンチェスター・ユナイテッドのテン・ハグ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、新年最初の白星を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

8日、EFLリーグ1(イングランド3部)に所属するウィガンとのFAカップ3回戦が行われたユナイテッド。MFブルーノ・フェルナンデスら主力を起用して臨んだ一戦は、前半から押し込む展開を作るとDFジオゴ・ダロトのゴールで先制してハーフタイムへ。後半も展開は変わらず、72分に得たPKをブルーノ・フェルナンデスが確実に決めると、そのまま2-0で試合を終えた。

新年最初の試合を勝利で終えたテン・ハグ監督はパフォーマンスへの満足感を口にしつつ、低迷するプレミアリーグでの復調にも自信を示している。

「FAカップは勝つことがすべてだ。もしドローとなれば再試合をしなければならないのだから、仕事を終わらせたかった。私はドレッシングルームでも『やるべきことをやった』と言ったよ」

「前半、我々は5、6回とても良いチャンスを作った。良いフットボールができたと思っているし、より得点を奪うべきだっただろう。そしてそれが果たせなかったとしても集中力は維持すべきであり、我々はそれができていた」

「誰もが楽観的だが、やるべきことはたくさんある。我々は多くの挫折を経験した。夏は良い方向に進んでいると思っていたが、これは旅であり、プロジェクトの一つさ。いくつかの挫折に対処する必要はあるが、我々は生き続け、乗り越え、反撃するだろう」

「(FAカップ優勝について)考えるにはまだ遠すぎる。特にカップ戦では、試合から試合へと行かなければならない。我々はそれを受け入れており、今はまずすべての焦点を(プレミアリーグの)トッテナム戦に向けていきたい」

© 株式会社シーソーゲーム