気合込め演武 空手道、剣道など約40人 松浦で武道始め式

空手の板割りに挑戦する子どもたち=松浦市立武道館

 長崎県松浦市武道始め式が8日、同市志佐町の市立武道館であり、空手道、剣道など4団体の約40人が演武などを披露した。
 一年の稽古の安全、参加者の精進を祈念するとともに、武道の魅力を知ってもらおうと市教委、市スポーツ協会などが開いている。式では友田吉泰市長が「今年は辰(たつ)年。昇り竜のようにどんどん飛躍して、それぞれの目標を達成してほしい」とあいさつ。武術太極拳「和(なごみ)の会」の丸尾正之代表が「一人一人が心の調和を目標に練習を行っていく」と今年の抱負を述べた。
 演武のうち、空手では6歳児から中学1年生までの15人が板割りに挑戦。「いろんな大会で優勝する」などと目標を宣言し、気合を込めた突きや蹴りで板を真っ二つに割った。

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