パナソニック、中望遠マクロレンズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」発売。近接撮影からポートレートまで対応

パナソニック株式会社は、中望遠マクロレンズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」を2024年2月15日に発売する。メーカー希望小売価格は税込134,200円。

本製品は、新たな光学設計に加え、新開発デュアルフェイズリニアモータの採用により最小・最軽量、質量約298gのコンパクトサイズを実現した中望遠単焦点マクロレンズ。小型・軽量化により屋外などの撮影シーンで高い機動力を発揮するという。

高い解像性能と優れた描写力、マクロレンズ特有の美しいボケ表現とともに奥行き感のある撮影を実現しつつ、動体追従に優れた高速・高精度なAF性能に加え、AF時の高い静音性能を搭載。また、高まる動画撮影ニーズにあわせて、Sシリーズレンズが従来から備えているブリージング現象抑制や絞りマイクロステップ制御、フォーカスリングのリニア・ノンリニア選択などの高い動画性能の搭載により高品位な映像表現も楽しめるという。

特長

最小・最軽量の中望遠マクロ

LUMIX S 100mm F2.8 MACROは、最小・最軽量の中望遠マクロレンズ。新たなダブルフォーカス構成と非球面レンズ3枚を採用した光学設計、新開発デュアルフェイズリニアモータの採用により小型・軽量化を実現している。

レンズ構成:11群13枚
MTF特性

新開発デュアルフェイズリニモーターは、従来方式のリニアモータ比較でサイズは約50%減、質量は50g以上軽くなり、小型・軽量化に貢献している。

等倍の近接撮影だけでなく、中望遠らしい自然なスナップやポートレート撮影など、機動性を活かしたした多彩なシーンで活躍するという。

高い改造性能と優れた描写力、高速・高精度のAFを実現

中心から周辺まで全ての撮影領域において、高い解像性能と精緻な描写力を発揮。被写体の細部を忠実に描写しながら、中望遠マクロレンズらしいボケ表現が可能だという。動体追従に優れた高速・高精度なAF性能と静粛性に優れたAF動作性能を両立している。

動画性能

フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制し、映像作品制作に最適な動画性能を発揮。リニアモータの搭載により、高速なAF制御に加えて静音性を実現している。また、高性能な絞り制御を可能にしたことで、輝度差が大きい撮影条件(屋外から屋内へ)でも安定した露出制御を実現するという。

その他の特長

MFリングのリニア/ノンリニア設定により、撮影者の意図/シーンに沿ったピント送りをサポートする。

  • ノンリニア(静止画/回転速度依存):フォーカスリングの回転速度に応じて、ピントを移動(速度に応じて、精細なピント合わせが可能)
  • リニア(動画/回転角度依存):フォーカスリングの回転角度に応じ て、ピントを移動(旧来のレンズのように、フォーカスリングを回した分だけピントが移動)

コンパクトなサイズ感に加え、撮影シーンを限定しない、機動性と堅牢性を実現。S5IIにマッチするサイズ感と重心バランス、防塵防滴・耐低温、フォーカスリミッタースイッチを備えている。

仕様

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