盛岡市の神子田(みこだ)朝市の初売りは6日に行われた。天候に恵まれ例年の倍ほどの出店があり、会場は福袋などのお買い得品を求める客でにぎわった。
午前5時半ごろ、果物や野菜などが入った福袋を求める客の行列ができ、販売開始15分ほどで完売。来場者には甘酒も振る舞われ、買い初めを歓迎した。
初売りは例年50店舗ほどが出店するが、同日は約90店舗が参加した。朝市を運営する盛岡地区生産者立売組合などによると、4月中旬並みの暖かさとなったため出店が増えた。大津市から帰省中の会社員木林小春さん(35)は「ひっつみ汁が食べたくて来た。新しい店と古い店がいい具合に混在し、活気がある」と家族で楽しんだ。