8日遅れのお年玉 神戸の小中学校に「大谷グラブ」 始業式後、児童らが早速キャッチボール「とても良い1年の始まり」

大谷翔平選手から寄贈されたグラブを手に、初めてのキャッチボールに挑戦する児童ら=神戸市北区有馬町

 神戸市内の小中学校で9日、3学期の始業式があった。有馬小学校(同市北区有馬町、全校生19人)では、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校などに寄贈したグラブの授与式があり、児童らは早速、キャッチボールを楽しんだ。

 授与式では「次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」「野球しようぜ!」という大谷選手のメッセージが発表された。目を輝かせながら聞いた児童たちは、式が終わると、急ぎ足で運動場へ。野球の経験がある組と、初めて挑戦する組に分かれ、キャッチボールでグラブの使い心地を確かめた。

 プロ野球、阪神タイガースの日本一に感動し、野球に興味を持ったという5年の男児(11)は「大谷選手のグラブは使いやすかった。とても良い1年の始まりになった」と笑顔だった。(小野坂海斗)

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