岩手県山田町船越地区で7日、4年ぶりに世代間交流会が開かれた。船越防災センターに約100人の老若男女が集い、正月行事や昔ながらの遊びを楽しんだ。地元の船越小が3月に閉校を控える中、地域のつながりを再認識する待望の実施となった。
ぺったん、ぺったん。冬空の下、大人の手ほどきを受け、餅つきに挑戦する子どもたち。みんなで協力し合う様子はほほ笑ましく、活気づいた。羽子板や竹馬などの懐かしい遊びを体験。紅白のみずき団子も作って会場に飾り付け、つきたての餅はけんちん汁などと一緒に囲んだ。
船越小4年の港悠剛(ゆうごう)君は「餅つきしてめでたい気持ちになった。いろいろな友達と遊べて楽しい。またやってほしい」と喜んだ。