民事訴訟手続きのデジタル化「試行錯誤しながら進めている」 松山地裁・家裁 新所長に福田修久氏(58)

愛媛県の松山地方裁判所と家庭裁判所の新しい所長に就任した、福田修久氏が9日、会見を開き「これまでの裁判所での経験を踏まえ、環境整備に努めたい」と抱負を述べました。

12月16日付けで松山地裁と家裁の所長に就任した福田氏は、岡山県生まれの58歳で早稲田大学法学部の出身、これまで広島地裁・家裁や大阪高裁の判事などを務めてきました。

9日の会見で福田氏は、裁判所の環境整備に努めたいと抱負を述べました。

(松山地裁・家裁 福田修久所長)
「これまでの裁判所での経験をふまえて、裁判所の役割である紛争解決機能をよりよく発揮できるように、環境整備に努めたいと考えている」

また、民事訴訟の手続きなどでも導入されているデジタル化について「現場で試行錯誤しながら、一歩一歩、国民の利便性が向上するよう進めている」と話しました。

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