カープ4選手が毎年恒例の護摩行に挑戦 中村奨成選手「まだまだカープで野球がしたい」決意語る

新年を迎え、カープの4選手が、毎年恒例の護摩行に挑みました。

鹿児島県・最福寺で行われた護摩行。護摩行とは炎の前でお経を唱えることで精神を鍛える過酷な修行です。

2005年に行われた護摩行では、かつてカープで監督を務めた野村謙二郎さんや佐々岡真司さんの姿も。今シーズンの目標レギュラーを獲るー新井監督は、現役時代の2004年から20年間続けています。

この護摩行に8年連続で挑んだ會澤と堂林。

そして、2024年から新たに参加したのが、2023年シーズンに2桁ホームランを放ち、レギュラー獲得へ期待がかかる末包と、2023年シーズン15試合の出場に終わり、強い覚悟をもって2024年シーズンに臨む中村奨成。

1時間の修行で焚かれた護摩木は約1600枚。高さ3mまで燃え上がった炎を前に苦しそうな表情の選手たち。

顔を真っ赤に染め新シーズンへの決意を新たにしました。

會澤選手

「18年目のシーズンが始まるという気持ちと、今年にかける思いというのも感じながら護摩行をさせていただきました。気を引き締めて病気・けがをしないように体をしっかり作っていければいいかなと思います。1番は優勝ですし、年男なのでいいシーズンにしたいなと思っています。」

堂林選手

「また今年が始まるなと引き締まった気持ちです。自分のことよりもチームが勝てばいいので、とにかく優勝して自分も1年間戦力として戦い続けられたらいいなと思います。」

末包選手

「最初は怖いというようなイメージがあったんですけど、やっていく中で怖さというよりはやってやろうという気持ちがどんどん強くなっていったかなと思います。今は堂林さんと鈴木誠也さんと自主トレを沖縄でやってますので、技術面も含め、こういったところでの精神面も含め、一番ベストな状態で2月1日に入って、レギュラーを獲れるようにやっていきたいなと思います。」

中村奨成選手

「想像の倍以上きつかったです。結果が出てないこともそうですし、自分の至らないところもたくさんあった部分があるので、この6年毎年同じような結果だったので、何か一つでも自分を変えたいという思いで會澤さんにお願いしました。まだまだカープで野球がしたいですし、自分自身このまま終わってしまったら悔いが残ると思うしやり切った感じも全くないのでここをスタートとして、今年1年間しっかり野球に向き合えるようにやっていきたいと思います。」

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