リールの若手CBジャロのユベントス移籍が最終段階へ… クラブ間では合意済み、代理人と調整中

ユベントス移籍が迫っているジャロ[写真:Getty Images]

リールのポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)のユベントス移籍が決まりかけているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。

かつてスポルティングCPやミランの下部組織に在籍し、2019年8月からはリールでプレーしているジャロ。2020-21シーズンにリーグ・アン優勝を経験した190cmのセンターバックは、翌シーズンから本格的に主力の立ち位置を確保した。

しかし、2023年3月には右ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、現在に至るまで長期離脱。それでもリールとの契約が今年6月までとなっていることから、インテルとユベントスによる争奪戦が展開されていた。

インテルがシーズン終了後のフリーでの獲得を視野に入れていた一方、1月の獲得に動いたユベントスはこの争いをリード。クラブ間ではすでに合意に達しているようで、移籍金300万ユーロ(約4億7000万円)+ボーナスに加え、将来の移籍金の10%を受け取る条件で話がついているという。

ジャロもユベントス移籍にゴーサインを出しており、代理人がユベントス経営陣と詳細を詰めている段階とのこと。ピッチに立つまではまだ時間がかかるようだが、このままトリノ行きが確定するのだろうか。

© 株式会社シーソーゲーム