身体醜形障害を乗り越えた英歌手 H&M Moveの新しい顔に

英シンガーソングライターのRAYE(レイ)が、「H&M Move」のキャンペーンに登場する。

11日に新発売されるH&Mの同スポーツウェアコレクションの顔を務めることになったRAYEは、声明の中でこう語っている。「H&M Moveがこのパートナーシップについて連絡をくれたとき、私は興奮し、光栄に思い、感動しました」「運動が私の人生においていかに重要であったか、そして誰もがエンドルフィンや身体的自信を必要としていることを考えました。自分らしい動き方により力を得ることができます」

長年苦しんできた身体醜形障害について『ボディ・ディスモフィア』の中で歌っているRAYE、同キャンペーンでは、H&M Moveの最新製品に身を包み、楽曲『エスケイピズム』のインストゥルメンタルバージョンに合わせてワークアウトし、ダンスを披露している。

同ブランドのゼネラルマネージャーであるヘンリック・クルーン氏は、次のように語っている。 「H&M Moveが、RAYEのような世界をリードするアーティストとのパートナーシップを通じて、世界中の人々を魅力的な方法で鼓舞できることを嬉しく思います」「音楽は(身体の)動きと深く結びついており、どのような動きでも、それはこのキャンペーンで見事に表現されています」

また英コスモポリタンで、RAYEはこう語っている。「音楽がそうであるように、ムーブメントは薬。私は音楽をかけ、安全な空間に身を置き、ただ自分を解放して動かすの」「私たちは皆、エンドルフィンや肉体的な自信を必要としている。自分自身を愛し、気分良く、どんな形であれ、自分の体を健康な状態に保つことに取り組むのよ」

身体醜形障害は、他人からは気に留められないような外見上の欠点をも自覚し、それにとらわれることで、多大な苦痛や日常生活への支障が生じる。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社