MSI初のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」公開、Intel Core Ultra搭載などスペックも明らかに

Claw A1M

現地時間2024年1月9日(火)から1月12日(金)までアメリカ・ラスベガスで開催されているテクノロジーの見本市「CES 2024」
ゲーム関連では新しいグラフィックスカードやゲーミングデバイスなどが発表されていますが、MSIは新たにポータブルゲーミングPC(ハンドヘルド)の「Claw A1M」を発表しました。

MSI初のポータブルゲーミングPC「Claw A1M」

Claw A1M

Valve、ASUS、Lenovoなどさまざまな企業が開発に乗り出しているポータブルゲーミングPC。
各メーカーがサイズや重さ、拡張性などから差別化を図っていますが、ついにMSIも競争に仲間入りです。
「Claw A1M」がお披露目されました!

インテル入ってる!

Intel Core Ultra 7搭載

これまでポータブルゲーミングPCといえばRyzen Z1をはじめとするAMD製CPUを採用する製品がほとんどでした。
しかし2023年12月に発表された「Core Ultra」の登場により、その潮流に変化が訪れる兆しです。

「Claw A1M」に搭載されているIntel Core Ultra 7 プロセッサー 155Hは内蔵GPU性能が格段に向上しており、AAAタイトルでもスムーズなゲームプレイ体験が保証されるとのこと。
NPUによって超高速なAI処理速度も実現。
Intel XeSSに対応し、Pコア6個、Eコア8個、ローパワーEコア2個が高負荷な最新ゲームを手のひらで動作させるためのカギになっています。

人間工学に基づいたコントローラー形状

エルゴノミクスデザイン

我々が昔から手に馴染みのあるコントローラーの形状を再現!
「Claw A1M」のグリップ部分は数千のサンプルデータをもとに、あらゆるサイズの手にフィットするよう設計されています。
グリップと重量のバランス、手のひらにフィットする曲率、指のグリップ位置、トリガーの押し心地など細部まで詳細に作り込む徹底ぶりです。

エアフローやバッテリー効率にも期待

限界まで省スペース化と高性能化を両立させているポータブルゲーミングPCは、どうしてもゲームプレイ中に熱を持ってしまいます。
「Claw A1M」は革新的なエアフロー設計によって各チップを冷却するとのこと。
製品画像を見ても背面の肉抜きに気合が入っていることがわかります。

市場平均と比較して50%も長く持続する53Whrのバッテリー容量とあわせて、長時間のゲームプレイ対応に期待!

ほかにも最大リフレッシュレート120Hz対応の7インチディスプレイや洗練されたジョイスティックとトリガー、Thunderbolt 4対応など十分なスペックを備えた「Claw A1M」
価格や発売日、発売地域などは未発表ですがCES 2024ではデモ機が展示されているので続報までは長くないかもしれませんね。
製品の詳細は「Claw A1M」製品ページ(英語)から!

製品概要 : 名称 : Claw A1M CPU : Up to Intel Core Ultra 7 processor(Series 1) OS : Windows 11 Home ディスプレイ : 7インチ、FHD(1920x1080)、120Hz、IPS-Level、タッチスクリーン オーディオ : 2×2Wスピーカー 通信 : Intel Killer BE Wi-Fi 7 + Bluetooth 5.4 グラフィックス : Intel Arc Graphics メモリ : LPDDR5-6400 重量 : 675g サイズ : 294×21.2mm

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