「記者会見すればいいじゃん」松本人志『ワイドナショー』出演示唆に広がる疑問…後輩の田村淳も提言

1月8日に、今後の芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志(60)。所属する吉本興業の公式サイトには、昨年末に「週刊文春」が報じた女性への性加害疑惑を受け、「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」と松本から申し入れがあったことが理由と記載されている。

この発表直後に松本はXを更新し、《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と、活動休止前に、毎週日曜日に放送されている『ワイドナショー』(フジテレビ系)への出演を示唆した。

この投稿直後、Xの日本のトレンドに「ワイドナショー」が入るなど、大きな反響が寄せられた。ロッチの中岡創一(46)も《ワイドナショー見まーす!!》と反応。

しかし、説明の場として『ワイドナショー』に出演することに対し、疑問を呈する人も少なくない。

元放送作家の長谷川良品氏は8日にXで、《松本さん「ワイドナショー出まーす」とポストされていますが、もしこれ「ワイドナショー出演を意味」し、さらに会見の代替えとして同番組出演を考えられているのなら「公共財である電波を使って古巣の番組で釈明」という意味においてかなり悪手だと感じます》と苦言を呈した。

さらに9日、吉本興業の後輩でもある田村淳(50)も《松本さんの件 裁判で白黒はっきりさせることは納得できるんだけど…芸能活動休止とワイドナショーを選んでコメントすることは、うーん なんか腑に落ちないんだよなぁ…コメントする場所を選べるのならサンジャポにした方が良いと思う》と投稿。

続けて《本当に事実無根であれば記者会見が良いと思う。でも記者会見の場合は懸念点が…生放送、生配信で全てを見てもらえれば良いですが、メディア各社がそれを切り取って短時間に編集した場合、意図しない方向に伝えられる恐れがある。それでも自身のYouTubeチャンネルを開設して記者会見の全てを生配信して、編集を加えずにアーカイブを残す方法が良いと思う》と、事実説明の場について提案していた。

SNS上でも、今回の疑惑に際して、自身がかつてレギュラーを務めていた『ワイドナショー』への出演をほのめかしていることに疑問を唱える声が。

《松本人志は本当に事実無根ならワイドナショーではなく普通に記者会見すればいい》
《いやいや、松ちゃん、ワイドナショーじゃなくて記者会見やろ ワイドナなんてイエスマンしかいないんだから、自分の言いたいことだけ言う感じで演説みたいになってヌルっと終わるやん 事実無根なら小沢さんと時間無制限の記者会見やりゃいーやん》
《松本人志、自分のホームの番組じゃなくて記者会見すればいいじゃん。あのツイートも含めて対応が全部嫌だな》

果たして松本は本当に出演するのか、また出演する場合寄せられている疑念への見解について、9日13時ごろフジテレビに問い合わせたところ、「未定です」と回答するのみだった。

その後、9日の15時59分に松本はXを更新し、《ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ》と綴った。

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