【東京女子】長野じゅりあが芸能活動に力を入れるため4・13北沢で卒業!「残り3ヵ月で宮本もかさんとタッグベルトを獲りたい!」

東京女子プロレスが1月9日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、長野じゅりあが4月13日の東京・北沢タウンホール大会をもって、同団体から卒業することを発表した。

元空手世界王者の長野は看護師、女優、Tik Tokerとしても活動。CyberFight高木三四郎社長にスカウトされ、2022年3月19日の東京・両国国技館でプロレスデビュー。同年10月9日、TOKYO DOME CITY HALLでタッグマッチで自力初勝利。昨年の「ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」では宮本もかとの空手タッグで出場しベスト4まで進出。同年10月には宮本とのチーム名を「真拳空勝」と命名。同月27日の東京・後楽園ホールでプリンセスタッグ王座(当時の王者組は乃蒼ヒカリ&角田奈穂)に初挑戦するも惜敗した。

会見に同席した甲田哲也代表によると、長野は「第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」にエントリー。1月20日の東京・品川プリンスホテル内クラブeX、同月27日の東京・両国KFCホール、2月10日の後楽園、3月31日の両国国技館に参戦し、4・13北沢でラストマッチを迎える。

長野は「私、長野じゅりあは4月13日をもって東京女子プロレスを卒業することとなりました。理由と致しましては、今後は芸能の仕事により一層力を入れていきたいというところがありまして。その際にプロレスが中途半端になってしまうのが自分のなかでもイヤだなというところがありまして、このような決断をいたしました。また昨年、手の骨折もあり、その際に半年間ほど、ほかの仕事ができなかったという状況もあり、今後の人生プランを考えたときに卒業しようと決めました」と卒業する理由を説明。

さらに「プロレスラーとして叶えたかった夢とか、やりたかったことはまだまだたくさんあります。ですが、長野じゅりあとしてやりたいことや、やらなきゃいけないこともあり、今回このような決断に至りました。プロレスを始めてから2年間、本当に逃げ出したくなるときとか、辛いこととかもあったんですけど、それよりもリングに立つのが楽しくて。応援してくださった皆さんの声援がすごく力になりました。感謝しています。プロレスを続けてきて、東京女子プロレスの皆さまがすごくやさしくて。先輩方とかも私、人見知りなんですけど、最初からいっぱい話しかけてくれたり、練習を遅くまで見てくださったりとか。後輩も入ってきて、すごくいい環境でプロレスができたなと思っています。本当にこの環境でプロレスができたことに感謝しています。卒業まで3ヵ月あるので、プロレスラー・長野じゅりあとして、燃え尽きるまでしっかりと闘っていきたいと思います」と続けた。

残り3ヵ月でやりたいことについては、「プロレスを2年間やってきて、ベルトを獲っていないので、ベルトを獲りたい。(宮本)もかさんとタッグをずっとやってきているので、もかさんとのタッグでベルトを獲りたい。あとシングルでの自力勝利がないので、そこも取りたいと考えております」と意欲。

パートナーの宮本には「一番最初にもかさんには伝えて。やはり“さみしい”っておっしゃってて。ただあと3ヵ月あるので、もかさんと組んで勝っていきたい気持ちは、より一層強いので、タッグトーナメントで勝ち進んでいきたいと思います」と宮本との出陣を希望した。

看護師の仕事は続けるという長野は「もともとプロレスをすごい見ていたわけではなく、高木社長にスカウトしていただいて。知って深くかかわっていったのが東京女子プロレスというところで、『プロレスを辞める=東京女子を卒業』という風に思っています」と話し、事実上の引退であることを明らかにした。

「プロレスでの経験は、ほかの仕事にどう活きてくるか?」と問われると、「まだ公開されてないもので、アクション女優としての活動で寝技やグラウンドの攻防などが現場で活きてますし、アクション女優としてだけではなく、女優として表現の幅が広がったなと思います」と話した。

最後に長野は「本当にこのお話をいただくまで、プロレスを全然見てなかったんですけど。こんな素晴らしいものがあるんだなと思ったし、自分が選手として闘ってきたので、辞めてからも東京女子プロレスを応援したいし、観戦したい気持ちはすごくあって。卒業後はファンとして応援していきたいと思っています」と語った。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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【動画】長野じゅりあプロレス卒業会見の様子

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