2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により、北陸地方の広い範囲で大規模な断水や停電が発生した。今回の災害では、停電よりも断水の軒数の方が多いという特徴がみられる。(レスキューナウまとめ)
・9日現在、停電は、復旧のスピードはほぼ一定を維持。発災からの最大値から3分の1程度にまで復旧。発災から2週間程度でほぼ復旧する見通しか。
・断水は、ピークからの減少傾向が6日・7日・8日の3連休は鈍化。河北郡津幡町は一時1万5000軒の断水となっていたが、9日現在、全ての断水が復旧した。
<復旧の二極化>
停電は、全ての市町村が少しずつ復旧しているが、断水は、復旧が進んでいる市町村と進んでいない市町村の二極化が起きている。
【参考】〔2022年台風15号〕静岡市清水区の断水復旧状況の推移(2022/9/23~10/1)
【参考】〔千葉大規模停電〕復旧状況の推移(2019/9/9~9/24)
【参考】北海道胆振東部地震の際の停電の復旧状況(2018/9/6~9/13)
※ライフラインのデータは、厚生労働省、石川県、北陸電力、自治体の発表をレスキューナウが集計したものを利用。いずれも発表当時のものを使用している。
※情報は発信時点のもので、最新の状況と異なる場合があります。