兵庫県と神戸市は9日、能登半島地震の被災者向けに用意する公営住宅で、入居申し込みの受け付けを開始した。当面は県が60戸、市が50戸を提供する予定で、家賃や敷金は免除される。
県は神戸市内や阪神間を中心に、受け入れる県営住宅を調整中。入居は原則6カ月以内で、住宅再建に時間がかかる場合など最長2年までの延長を認める。光熱水費や共益費、駐車場代は自己負担となる。
神戸市は須磨、垂水、北区を中心に市営住宅を提供する。入居期間は原則1年以内。光熱水費や共益費は自己負担で、駐車場代は1台まで無料にする。
いずれも電話で問い合わせを受け付け、世帯人数や希望エリアなどに応じて入居先を調整する。県公営住宅管理課TEL078.230.8459、神戸市住宅管理課TEL078.595.6539 （井沢泰斗）
