【J1へ】清水エスパルス始動!エースナンバー23に復帰した北川航也が決意「体もシャープになってきた」

清水エスパルスは9日、静岡市の三保グラウンドで初練習を行い、新シーズンに向けてスタートを切った。練習後、FW・北川航也(26)が取材に応じ「去年の悔しさを今年にぶつける」と語った。
昨季は開幕スタメンに名を連ねるも終わってみればJ2で4ゴール、チームも昇格を逃し責任を痛感した北川。2022年夏に復帰してからは背番号45をつけていたが、新シーズンからは海外挑戦前につけていた背番号23を再び背負う。背番号23は日本代表で活躍した岡崎慎司選手(現ベルギー1部シントトロイデン)がつけていたエスパルスのエースナンバー。U-23日本代表の鈴木唯人(現在デンマーク1部ブレンビー)も、北川航也のあとに託された“出世番号”だ。
「あまり背番号は気にしないけど、23を背負うことで自分自身にプレッシャーをかけたい」と、今季はゴールとアシストで20を目標に掲げた。

オフはかつての同僚・柏DF立田悠悟と自主トレを行うなど精力的に動いた北川。オーストリアのラピードウィーンに所属してフィジカルを意識的に鍛えたこともあったが、北川はかつてのイメージと理想のプレーを頭に思い描きトレーニングを重ねているという。「自分がめざすプレー像だったり昨シーズン感じたところを改善、ストロングを伸ばすところを意識してトレーニングした。ヨーロッパから帰ってきて1年半になるが、その時と比べると体もシャープになってきて、動ける感覚も掴めてきている。一瞬のスピードだったりシュートのところ、そこを伸ばすこと、またもっと回数を増やしたい」と北川。

去就が不透明なチアゴサンタナは始動日に姿を見せず。J1昇格、そして開幕スタートダッシュをするためにも、背番号23の活躍は必要不可欠だ。

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