アニメ『薬屋のひとりごと』 猫猫の新しい職場は“壬氏様の家”!不穏な空気に「新しい事件が起こりそう」

アニメ『薬屋のひとりごと』の第13話『外廷勤務』が1月6日に放送された。後宮を解雇されたものの、壬氏(ジンシ)に身請けされる形でまた宮廷に戻ることになった猫猫(マオマオ)。緑青館を出るその時まで妓女たちに可愛がられながらも、今度は自らの意思で宮廷へと赴く。しかし、新しい職場は慣れ親しんだ後宮ではなく、外廷にある壬氏の家だった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆猫猫の新しい就職先は…壬氏様の家!?

一度解雇され、緑青館に預けられていた猫猫だったが、再び宮廷に戻ることになった猫猫。身元の引受人となったのは壬氏だった。「母親はいない。でも、優しいおやじと、うるさい婆、にぎやかな小姐(ねえちゃん)たちは沢山いる。いつでも帰ってこれる。」と猫猫は自らの決意で再び宮廷に働きに出ることに決めたのだった。

妓女たちの手で全身を磨き上げられ、まるで妓女の身請けのような格好で、壬氏の馬車に乗る猫猫。ついた先は、なんと、外廷にある壬氏の家だった。

まさかの就職先に戸惑いつつも、侍女頭の水蓮(スイレン)から、これから暮らす部屋に案内される猫猫。「住み込みの下女の部屋にしては立派すぎる」と疑問に思っていると、壬氏から呼び出しが。「俺はおまえに下働きをさせる気はない」と前置きした壬氏は、大量の書物を机に置く。そして、「官女試験を受けてもらうぞ」と宣告するのだった。

外廷の官女は書記官のようなもので、後宮にいる寄せ集めの女官たちとは根本的に違い、資格を有し、家柄と教養がある女性しかなれないものだ。ただ、「興味がないものの物覚えは人並み以下なんだよな」と語る猫猫は、勉強に身も入らない。

◆高慢な官女たちに、謎の軍部の男…新たな展開に期待大

そんな時、突然翠苓(スイレイ)ら他の官女から「どうしてあなたみたいな子が壬氏さま直属なのよ」と因縁をつけられた猫猫。憧れの壬氏に寵愛(ちょうあい)される猫猫は、プライドの高い周りの官女から不興(ふきょう)を買っていた。思わず「あなたがたは私に嫉妬しているのですか?」と言ってしまい、ビンタをくらう猫猫。

しかし、猫猫は「このような醜女(しこめ)をあの天女のようなおかたが相手にするはずないですから」と言い、手首から肘にかけて巻かれたさらしを外す。そこには見るも無惨な火傷の跡が。猫猫が実験中に負った火傷なのだが、猫猫は「麗しき天女のようなおかたはお心まで天女なのですよ。私のような者にも食いぶちを与えてくださるのですから」と言い、その場を収めた。

そんなことがありつつも臨んだ官女試験だったが、興味のない分野の勉強は不得意な猫猫は結局不合格となり、猫猫は壬氏の部屋付き下女となった。

ある日、立ち入り禁止の軍部の近くで薬草を採っていると、官女に突然頭を小突かれ注意された猫猫。
「白檀の香りと、独特の苦みを帯びたにおい…」と、どこかで会ったことあると猫猫は勘づく。声をかけたのは、あの時猫猫に因縁をつけた官女たちの一人、翠苓だった。

そして、そそくさとその場を後にする猫猫の姿を、軍部から眺めながら不敵な笑みを浮かべる謎の男が現れたところで第13話が終了した。

新たな職場、外廷で壬氏の部屋付き下女になった猫猫と、彼女を囲む波乱を巻き起こしそうな初登場キャラクターたち。不穏な空気にSNS上の視聴者も「再就職した猫猫が何に巻き込まれていくのか楽しみ」「また新しい事件が起こりそうな予感」「味方が少ない中でどう立ち回るのか楽しみ」と今後の展開に期待を抱いている様子だった。

『薬屋のひとりごと』次話は、1月13日(土)よる24時55分、日本テレビ系にて放送予定。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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